このブログのデータは、私が様々な資料を寄せ集めて個人的に作成したものです。
ただし資料間で異同があった場合は独自の修正を行っているため、一般的によく使われている学者の論文や新聞報道等などはもとより、公式資料とも異なっている場合があります。
明らかに誤りと断定した上で修正したものもありますが、十分な検討を行わないまま私の主観で訂正したものもあり、そのような場合はどこまで正しいか私にもわかりません。
そもそもが個人的な興味で集めたデータなので、完全な厳密性を求めているわけではなく、現実的にも一般の個人では十分にデータを集められないからです。
このため研究目的で使用することはお勧めできませんし、学生のレポート用としても、誰が書いたかわからない出所不明のデータを重要な資料として使用することは学者として失格な行為なので、まともな先生であれば良い点は与えてくれないと思います。どうしても研究目的で使用したい場合は、あくまで2次的な参考資料としてお使いください。
以上のことを御理解の上で御覧下さい。
*記事を独立させた注意事項
選挙データの注意点・補足
選挙での政党の支援レベル
★主な参考資料
この記事にまとめています
★国政選挙
データソースと記事中の注
・第30回までの総選挙は実績(公)のデータを底本とする
訂正した場合はその旨を記載するが、その他の資料での異同については必要と思われる場合のみ記載
・第31回以後の総選挙・参院選・補選等は特定の資料を底本としてない
各種資料を照合して、特に注意を要すると考えられる場合にのみ注意を記載
フォーマット
・選挙区毎に数回の選挙結果をまとめて掲載
・各選挙区記事には独自に設定した選挙/都道府県/選挙区の番号を付した
例)第1~6回総選挙の東京3区 = 01-13-03
"01": 当該データの最初の選挙回
"13": 都道府県番号、総務省の都道府県コード番号と同じ
"03": 各都道府県内の選挙区番号
戦前は道府県の順番が現在とは異なるが、実用上の理由で現在の順番に並べ替えた
・当選欄の記号
○: 当選
●: 補欠当選 *補選/繰上/更正/参の3年議員などを含む、記事によっては○を使用
△: 落選=法定得票以上
▽: 落選=供託金没収点以上
×: 落選=供託金没収点未満
・重複欄の記号
重: 小選挙区/比例区重複立候補者
●: 復活当選者
-: 小選挙区単独立候補者
・惜敗率
定数に関わらず1位候補の票に対する割合、当選ラインに対する惜敗率とは限らない
・候補者名
資料により字体が異なる場合は補足欄に注記したが、全てではない
新字体に直しているものが多いが、特に基準があるわけではない
多くの場合は実績(公)の字体を本文とし、別資料の字体を注記している
注記に"旧字体"と記述していても、実際は新字体や異体字とした方が正確な場合もある
・現前元新
以下の基準で再定義したため、他の資料とは異なる場合がある
衆議院総選挙:
「前元新」のみを使用、「現」は使用しない
任期満了前の選挙での「現」には「前」を使用、この場合の「前」には「元」を使用
参議院通常選挙:
「現元新」のみ使用し、「前」は使用しない
任期満了後の選挙での「前」には「現」を使用する
任期満了前の選挙での「前」には「元」を使用する
補欠選挙等:
自身の辞職等による場合には「前」を用いるが、それ以外は全て「元」とする
★地方選挙
・別記事の注意を参照
・現前元新については、任期満了選挙の場合は参議院通常選挙と同様の扱いとする
★その他の注意
・戦前の国政選挙のデータには不明な部分が多い
明治~大正期は立候補制度が無かった
実績(公)では所属政党が選挙当時には存在しなかった政党や会派となっている場合がある
得票数は泡沫候補が「その他」でまとめられている場合がある
各地の地方史などの資料と合致しない場合があるが、明らかに誤りと判断できる場合を除いて"実績(公)"に従う
地方史などに「その他」の詳細が記載されている場合があるが、基本的に本ブログには記載しない
補欠選挙/再選挙は当選者以外の詳細がほとんど不明
・戦後初の1946総選挙は各種資料による異同が大きいため、独自に修正した
その結果、どの資料とも完全には合致しないデータとなっている
・正確な政党名が不明な場合は「諸派*」と記載
末尾の「*」は、正式な政党名を「諸派」とする政党が出現するかもしれないため、その対策として付加
・推薦などの支持動向についていはデータが不完全
党本部と地方組織の支持動向を区別している場合としていない場合がある
「推薦」「支持」などの用語については正しく分けられていない場合がある
*他の箇所にも注意点を書いている記事があるので、必要であれば、それらを参照のこと
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