[第41回以後の総選挙 選挙区まとめ] [雑多なデータ&分析]
・2017年と2021年の総選挙での小選挙区における自民系候補の得票率と惜敗率を散布図で比較
・得票率と惜敗率の関係を散布図で表示
・惜敗率分布を累積グラフで表示
★注意
◇自民系公認
自民党公認候補を自民系とする
分裂選挙で他の自民系候補が上位になっていても公認候補を優先する
自民党公認候補がいない場合は以下の候補を自民系とする
公明党公認候補
自民系とみられる無所属候補のうち最上位の候補
2017
埼玉11: 小泉 龍司
山梨02: 堀内 詔子
岡山03: 阿部 俊子
2021
東京15: 柿沢 未途
神奈01: 松本 純
奈良03: 田野瀬 太道
◇得票率
候補者得票数÷全候補者の得票数の和
按分の端数の切り捨て分があるので、分母は有効投票総数とは一致しない
◇惜敗率(圧勝率)
2位以下の候補
候補者得票数÷1位候補の得票数
*通常の意味での惜敗率
1位の候補
候補者得票数÷2位候補の得票数
*"圧勝率"とでも呼ぶべき数値だが、ここでは一括して"惜敗率"と呼ぶ場合がある
◇その他の注意
・自民系候補が複数出馬しているケースがあるため、必ずしも与野党対決の指標とはなっていないことに注意
この場合、得票率が低下する一方で惜敗率は上昇する傾向がある
野党系候補が複数出馬しているケースでも一部の票が野党に流れて得票率が低下する場合がある
・得票数は速報値により、得票率・惜敗率は独自計算による
私のデータの党派別総得票数が速報値に一致することを確認している
図1: 得票率
2017年と2021年の比較のための散布図、両年の平均値はそれぞれ、50.39%と51.01%
直線はy=x、以下同じ
図2: 惜敗率(圧勝率)
2017年と2021年の比較のための散布図、両年の平均値はそれぞれ、160.83%と154.87%
図3: 得票率vs惜敗率(2017)
2017年のデータの散布図
下限の弧状分布は候補者2名の場合の関係を示す、以下同じ
図4: 得票率vs惜敗率(2021)
2021年のデータの散布図
図5: 得票率分布
縦軸の数値は横軸の数値より小さい得票率だった選挙区の割合を示す
図6: 惜敗率分布
縦軸の数値は横軸の数値より小さい惜敗率だった選挙区の割合を示す
100%が当選と落選の境界なので、2017/2021年はそれぞれ約20%/30%が落選していることを示す
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