[政党・会派] [政党・会派一覧(記事リスト)]
★概要
1998秋に行われた参議院和歌山補選で浜田真輔を擁立した政党。
浜田はこの補選で自由党候補としての出馬を表明していたが、夏の参院選では自由党候補が民主党・公明・新党平和・連合和歌山の推薦を受けて自民党候補を破っており、その再現を狙って非自民非共産勢力の結集を呼びかけるために公認を取り下げ、選挙では「それ行け!和歌山県人の会」公認で出馬した。
しかし、春に民主党(1996)と新進党残党が合流して結成された民主党(1998)は和歌山県ではまだ地方組織が統一されていなかったため、党本部が地方組織の頭越しに浜田の推薦を決めたものの、旧社会党系の民主党わかやまは自由党に批判的で動きが鈍かった。さらに選挙中に自由党が自民党と連携する動きが表面化したことも民主党との共闘体制に悪影響を及ぼした。公明もまた自民党へ接近する動きを見せており、今回は県レベルでの支持に留め、同じ公明系の新党平和は自主投票となっている。
浜田は他に自由党・改革クラブ・連合和歌山の推薦を得ていたものの選挙で惨敗。県人の会もまもなく解散されたと思われる。
自由党はこの補選の約10日後に自民党と連立政権樹立で合意。公明は選挙前日に新党平和と合併して公明党(1998)を結成し、約1年後に自自連立政権に加わった。
浜田は2000春の自由党分裂の際には二階俊博と共に保守党の結成に参加し、秋には補選で県議に復帰している。
★役員
選挙時に浜田真輔の県人の会での肩書として「幹事」が使われているが、どのようなレベルの役職なのか不明
★選挙
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1998参和歌補: 0/ 1 : 浜田真輔
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*浜田の選挙での所属党派は、wikipediaの参議院和歌山選挙区の項目では「無所属」となっている。
他にも同様の記述になっている資料が複数見つかったが、表題の党派で間違いないことを和歌山県選管の資料で確認している。
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