ぜんこくしみんせいじねっとわーく
Japan People's Political Network
2005/11/02改称~現存
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★概要
2005年に東京・生活者ネットワークなどの生活クラブ生協/グリーンコープ系の地方政党が結集して結成された左翼系の地域政党連合組織。前身は1993年に結成された代理人運動交流センターで、2005年に現在の名称へと変更した。
生活クラブ生協が関西以東であるのに対し、グリーンコープは関西以西のため、両者は補完関係となっている。
各地方ネット共に生活者の市民運動を自称しており、大都市圏の女性を中心に構成されている。議会進出は生活クラブ生協が目指す「安全・健康・環境」を実現するための手段であり、議員は代理人と呼ばれ、最長3期までのローテーション制を採っている。
新左翼グループと強い関係があり、多くの組織では設立に新左翼系メンバーが深く関わっている。多くは1960年代の安保闘争の挫折を経て大衆運動への転換を図った勢力で、生協活動を隠れ蓑として支持者の拡大を狙った。
生活クラブ生協は1960年代の構造改革派/社青同のメンバーが中心となって設立されており、新左翼の出自を隠して主婦の自発的な市民運動として宣伝を行い、牛乳の共同購入で支持者を拡大。1977年に代理人運動を開始すると、翌年には東京で地方政党(現在の東京・生活者ネットワーク)を結成し、以後、関東を中心に同様の組織が広がっていった。
グリーンコープも全共闘の活動家らが中心となって結成されており、生活クラブ生協の影響を受けて代理人運動を開始して地方政党を結成した。
1993年に各地のネット系政党の交流を深めるために「代理人運動交流センター」を結成。
2005年には連携の強化を進めると共に、「全国市民政治ネットワーク」へと名称を変更した。
歴史的経緯から社会党江田派や社民連との関係が深く、政界再編後は民主党系諸政党と協力関係を結ぶことが多い。
しばしば非科学的なデマを吹聴するという点でカルト的な面も強いが、危機感を煽ることで支持者を増やすという手法は昔から左右両極の勢力が好んで用いる手法であり、新左翼の影響が色濃く反映されている。
★参加ネット
市民ネットワーク北海道
東京・生活者ネットワーク
神奈川ネットワーク運動
市民ネットワーク千葉県
とりで生活者ネットワーク
埼玉県市民ネットワーク
つくば・市民ネットワーク
信州・生活者ネットワーク
ふくおか市民政治ネットワーク
・公式サイト
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